This is
Our Story

他社ツールからの乗り換えで顧客管理の煩雑さを解消。Salesforce完全連携とフェーズ別リッチメニューで、リードナーチャリングを実現

イングリッシュイノベーションズ画像

独自の友達オブジェクトでデータ管理がシンプルに。
フロー活用による柔軟なカスタマイズと、生徒フェーズに応じた自動メッセージ配信で、
マーケティング施策の幅が大きく拡大した英語スクールの成功事例

Overview

TOEFL・IELTS・TOEIC対策の専門スクール
アメリカ式メソッドで3万人以上のスコアアップを実現

イングリッシュイノベーションズ株式会社は、TOEFL・IELTS・TOEICのスコアアップに特化した英語試験対策専門スクールです。アメリカ・ロサンゼルスの語学学校「Mentor Language Institute(MLI)」を本校に持ち、20年以上の研究実績を持つアメリカ式メソッドを日本に導入。日米通算3万人以上のスコアアップ実績を誇ります。
同社の最大の特徴は、ネイティブ講師によるオールイングリッシュの授業です。日本にいながら海外の語学学校と同じ環境で英語を学べるため、短期間での大幅なスコアアップを実現しています。また、国内初のIELTS公認パートナー校として、IDP Educationと共著でIELTS公認問題集を出版するなど、試験対策のエキスパートとしての地位を確立しています。
新宿校、横浜校、大阪校、オンラインレッスンを展開し、横浜校はIELTS公式テスト会場としても機能。グループ会社の「留学情報館」と連携し、スコア取得から海外留学までの一貫したサポートを提供しています。

イングリッシュイノベーションズ画像

今回は、DX推進部でSalesforceの保守運用と現場のKPI最大化を担当する大原様に、他社ツールからの乗り換え経緯と導入後の変化についてお話を伺いました。

Challenges

他社ツールの仕様による顧客データ管理の煩雑さ
機能面での限界とカスタマイズの制約

友達登録時のリード重複問題

大原様は導入前の状況について、「明確に課題だったのは、友達登録時にリードまたは取引先のレコードが自動で作成されてしまう仕組みでした」と振り返ります。

同社では、体験レッスンの申し込み時にWeb to Leadで自動的にリードが生成される運用をしていました。しかし、以前使用していたLINE連携ツールでは、LINE友達登録時にも別途リードが作成されてしまうため、1人の見込み顧客に対して複数のレコードが発生。毎回マージ作業が必要となり、データ管理が複雑化していました。

「LINE仮登録リードがあって、それだと本登録じゃないからメッセージが送れないとか、ふとした時にこんがらがってしまう。理解してやることはみんなやっているんですけど、仕様自体がちょっと複雑だったんですよね」と大原様は当時の状況を説明します。

機能面での限界とカスタマイズの制約

機能面でも課題がありました。

  • リッチメニューの個別変更ができない:
    以前のツールでは、ユーザーごとにリッチメニューを変更することができませんでした。同社では、リードナーチャリング対象の見込み顧客、既存の受講生、新規の問い合わせ客など、フェーズによって異なるメニューを表示したいというマーケティング部門からの要望がありましたが、実現できない状況でした
  • ステップ配信の制約:
    「ステップ配信ができなかったかもしれないです。Account Engagementと連携しないとそもそもできなかった気がします」と大原様。リードナーチャリングのための自動配信施策が限定的でした
  • 対象者の絞り込みが柔軟にできない:
    配信対象者の絞り込みがリストビューのみに限られており、複数オブジェクトをまたいだ条件設定ができませんでした。Salesforceのレポート機能を活用した柔軟なセグメント配信が実現できない状況でした

ツールベンダーの変化と将来への不安

追い打ちをかけたのが、ツールベンダー側の変化でした。

「担当していただいていた方がとても親切で頼りにしていたのですが、退社されて。事業譲渡されたりして、あまり安定していなかった。機能改善を今後していきますという感じもなくて」と大原様は当時を振り返ります。

サポート体制への不安と、機能改善の見通しが立たないことから、本格的に代替ツールの検討を開始しました。

Selection

ITコンサルタントの推薦と機能比較
──イングリッシュイノベーションズがDX-LINEを選んだ理由

検索で見つけた「運命的な出会い」

新しいツールを探す中で、DX-LINEを発見したのは検索がきっかけでした。

「他にいいのないかなって見たんです。検索したらDX-LINEが出てきて、名前が運命的だなって」と大原様は笑います。料金や機能を比較した上で、グループ会社出身のITコンサルタントにも相談。「DX-LINEは、いいかもしれない」というアドバイスを受け、検討を本格化しました。

選定の決め手となったポイント

1. 独自の「友だち」オブジェクトによるデータ管理の明確化

最も評価されたのは、DX-LINEが独自の「友だち」オブジェクトを持っている点でした。

「友達オブジェクトがあるというのは、とても大きかったんです。既存のリードやコンタクトのデータを汚さずに、参照項目で見に行ける。管理が楽になるのが、弊社にはありがたかったです」と大原様は強調します。

既存のSalesforceオブジェクトに無理やりLINE関連の項目を追加するのではなく、専用オブジェクトとして独立しているため、データ構造がシンプルに保たれます。

2. フローによる柔軟なカスタマイズ

Salesforceのフローと連携して自由にカスタマイズできる点も決め手でした。

「頑張ってフローを書いてしまえば、やりたいことが全て実現できるような柔軟性があります。以前のツールだと、自由にできなかった」と大原様は比較します。

3. レポートによる柔軟な配信対象者の絞り込み

一斉配信やステップ配信の対象者を、Salesforceのレポートで柔軟に絞り込めるようになりました。

「対象レポートで絞れるというのが便利です。条件が柔軟じゃないですか。以前はリストビューだけだったので、1つのオブジェクトしか見れなかったんです。レポートなら複数オブジェクトをまたいで条件設定できる点が魅力です」

4. リッチメニューの個別変更機能

ユーザーごとにリッチメニューを変更できる機能も、マーケティング部門の要望に応えるものでした。

「リストで絞って一括でリッチメニューを変えられる。以前のツールにはなかった機能です」

5. 継続的な機能改善とサポート体制

「DX-LINEさんは、めちゃくちゃ改善していくじゃないですか。リリースノートを見るのがとても楽しみです」と大原様。継続的な機能改善が行われている点も、長期的なパートナーとしての信頼につながりました。

6. コストパフォーマンス

「当時、価格がほとんど変わらなかったんです。変わらないけど、できることが10も20も多かった」と大原様。同等のコストでより多くの機能が使える点が、導入の後押しとなりました。

Process

シンプルな意思決定から約2ヶ月半の移行期間
現場への浸透と操作マニュアルの作成

シンプルな意思決定

導入の意思決定プロセスは非常にシンプルでした。

「現状よりも多くのことが実現でき、コストもほぼ同等。それでいて機能は格段に充実している。その点を説明したところ、スムーズに決裁が通りました」と大原様は振り返ります。

約2ヶ月半の移行期間

実際の移行作業には約2ヶ月半を要しました。

「新しい設定を行いつつ、移行もやりつつという感じでした。チャット機能だけならすぐに使えたので、現場としては最低限チャットさえできればいいということで、並行稼働せずに切り替えました」

特に時間がかかったのは、過去データの移行作業でした。「過去のデータを移行したかったんです。どうしても残したかった。LINE IDさえあれば過去のメッセージも取り入れられるということで、それが結構件数があったので」と大原様。

現場への浸透と操作マニュアルの作成

現場スタッフへの展開では、操作マニュアルの作成に工夫が必要でした。

「私がわかっているものと現場スタッフがわかっているものは違っていて、どう伝えたらいいかなって。基本はチャットだけなのでそんなに操作は難しくないんですけど、友達オブジェクトができることや、要対応のチェックを外すとか、運用に向けたちょっとした細かい説明が必要でした」

現場スタッフが実際に使う機能に絞った簡潔なマニュアルを作成することで、スムーズな移行を実現しました。

Impact

マージ作業がゼロに、マーケティング施策の幅が大幅に拡大
──データ管理のシンプル化とコミュニケーションの質向上

イングリッシュイノベーションズ画像

定量的効果:マージ作業の完全解消

DX-LINE導入により、イングリッシュイノベーションズ様では以下の具体的な成果が生まれました。

レコードマージ作業がゼロに

最も大きな効果は、以前必要だったレコードのマージ作業が完全になくなったことです。

「マージ作業がなくなりました。この影響はとても大きいです。私たちの作業時間が無くなったことはもちろんですが、複雑な事を考えなくて良いので、精神的にも楽になくなりました。」と大原様は語ります。友達オブジェクトが独立していることで、既存のリードやコンタクトとの重複が発生せず、データ管理がシンプルになりました。

定性的効果:マーケティング施策の幅が大幅に拡大

フェーズ別のリッチメニュー出し分けを実現

導入後、生徒のフェーズに応じたリッチメニューの出し分けが可能になりました。

「リードナーチャリング対象の生徒さんと、既存の生徒さん、新規の生徒さんでフェーズが違うので、挨拶メッセージの後にリッチメニューの表示を分けています。まだ一回もコンタクトを取っていないナーチャリング対象のリードには、体験レッスンに促すような内容のリッチメニューを置きたかったんです」

マーケティング部門からの要望に応え、フェーズに応じた適切なコミュニケーションが実現しました。

2段階の挨拶メッセージによる丁寧な導線設計

友達登録後の挨拶メッセージを2段階で送る仕組みを構築しました。

「友達登録をトリガーにしてすぐ送りたいけど、フェーズ別に送るには1分待たなきゃいけない。なので、まず全員に『この後メッセージを送るから待っててね』という挨拶を送り、その後にフェーズ別のメッセージを送る二段構えにしました」

この工夫により、即時性とパーソナライズの両立を実現しています。

ステップ配信によるリードナーチャリングの自動化

アンケート形式で4つの質問に回答してもらい、その回答内容に応じたステップメールを自動配信する仕組みを構築。

「来校率を上げるために、問い合わせいただいたリードに対してステップ配信でナーチャリングしています。レポートで対象を柔軟に絞れるので、以前はできなかった施策が実現できました」

テスト環境での検証が容易に

リッチメニューの変更時など、設定変更の検証が簡単にできるようになりました。

「リッチメニューを新しく設定した時に見たいじゃないですか。でも、以前のツールではすぐには見られなくて、いろいろ設定しないといけなかった。DX-LINEなら、テストアカウントで変えればすぐ確認できるんですよね。非常にテストしやすいです」

コミュニケーションの質と量の向上

LINEというツールの特性を活かした、密なコミュニケーションが可能になりました。

「やっぱりLINEはみんな頻繁に見ますし、コミュニケーションが気軽になります。メールだと『〇〇様、何々クラスの誰々です』みたいな書き出しが必要ですけど、LINEなら『〇〇さん、こんにちは!』みたいなテンションで送れる。また、生徒さんとあらゆる場面でコミュニケーションが取れるのは、大きなメリットで、現場からも非常に効果が高いと声が上がっています!」

Features

フェーズ別配信からステップ配信まで
──4つの主要機能で実現する柔軟なマーケティング

イングリッシュイノベーションズ画像

1. フェーズ別自動メッセージ配信

友達登録をトリガーに、生徒のフェーズ(リードナーチャリング対象、既存生徒、新規生徒)を自動判別し、それぞれに最適なメッセージとリッチメニューを配信。

「メールアドレスで既存データを探しに行って、どのフェーズの生徒さんかを判別してから、2回目の挨拶メッセージを送っています」

2. ステップ配信によるナーチャリング

登録から1日目、3日目など、タイミングに応じた自動配信を実施。レポートで対象者を柔軟に絞り込むことで、効果的なリードナーチャリングを実現。

3. 校舎別タグ付けと通知設定

校舎ごとにタグを自動付与し、Salesforceのベル通知で担当者に対応を促す仕組みを構築。対応漏れを防止しています。

4. テンプレートを活用した個別チャット

現場スタッフは、テンプレートを活用しながら生徒との個別チャットを実施。Salesforce上で完結するため、画面切り替えの手間がありません。

Outlook

グループチャット機能で親子間コミュニケーションを円滑化
──スコアリング機能への挑戦も視野に

イングリッシュイノベーションズ画像

グループチャット機能の活用

大原様が最も期待しているのが、グループチャット機能の活用です。

「弊社のメインペルソナは高校生なんです。親御さんと一緒に来校されることが多くて、今までメールアドレスは1つしか登録できなかった。支払いが終わるまでは親御さん、その後は生徒さんという切り替えがあったんですけど、グループチャットにしてしまえば、お互いが1つのメッセージで知ることができる」

親子間のコミュニケーションギャップによる認識の相違を解消し、より円滑なサポートを実現したいと考えています。

「『息子からはまだ聞いていない』『親とはまだ話せていない』ということが結構あるんです。グループチャットで解決できるのはめちゃくちゃ良いです。まだ活用できていないので、スタッフ間で試してみようと思います」

まだ活用できていない機能への挑戦

スコアリング機能やアクション機能など、まだ活用できていない機能への挑戦も視野に入れています。

「スコアリングはまだ活用できていなくて。どんどん機能が増えている会社なので、リリースノートを追いかけて、いろいろ試していきたいですね」

Message

Salesforceユーザーなら顧客情報の一元管理はマスト
──配信機能の豊富さとカスタマイズの自由度

Salesforceユーザーなら顧客情報の一元管理はマスト

大原様は、同じような課題を抱える企業に向けて、次のようにアドバイスします。

「『Salesforceを見れば、メールも電話も、そしてLINEのやり取りも全てわかる』この状態を作らないと、対応スタッフの工数は倍になり、お客様への対応品質は下がってしまいます。だからこそ、Salesforceユーザーであれば、顧客情報とLINEの一元管理はまずマスト。とコンサルタントにアドバイスをいただき、妥協していたら今頃は大変なことになっていたと震えます。ですので、ぜひ念頭に置いていただきたい部分ですね。」

配信機能の豊富さとカスタマイズの自由度

「ツールを選ぶ際、『機能がたくさんあるか』だけでなく『やりたいことが実現できる柔軟性があるか』が重要でした。
DX-LINEの魅力は、Salesforceの『フロー』や『レポート』機能をそのまま配信トリガーやセグメントに使えること。これまでは『ツール側の仕様』で諦めていた複雑な出し分けや、フェーズごとの細やかなナーチャリングも、Salesforceの知識さえあれば自由に設計できます。
DX-LINEはリッチメニュー作成の際に、タップする範囲を自由に選択できるので、細かい仕様にすることも簡単で柔軟性がある点も魅力です。『やりたい施策があるのにツールが追いつかない』と感じている企業様こそ、この自由度を体験していただきたいです。」

コスト削減と顧客管理の効率化を実現したい企業へ

「コスト削減やチャットツールで顧客情報の管理が煩雑になっている方は、ぜひ使っていただきたい。機能がたくさんあるので、やりたいことが実現できると思います」

Result

データ管理のシンプル化からマーケティング施策の拡大まで
──DX-LINEで実現する教育業界のDX成功事例

イングリッシュイノベーションズ株式会社様の事例は、他社ツールからの乗り換えにおいて、Salesforceとの連携度の高さとカスタマイズの自由度が、業務効率化とマーケティング施策の拡大に直結することを証明しています。

  • 独自の友達オブジェクトによる顧客データ管理のシンプル化
  • マージ作業の完全解消による管理工数の削減
  • フェーズ別リッチメニュー出し分けによるパーソナライズ対応の実現
  • ステップ配信とレポート連携による柔軟なリードナーチャリング
  • 継続的な機能改善による将来性への安心感
  • 同等コストで10〜20もの機能が増えるというコストパフォーマンス

同社のように、Salesforceで顧客管理をしながらLINEでのコミュニケーションを強化したい企業、特に生徒や顧客のフェーズに応じたきめ細かな対応が求められる教育サービス業にとって、DX-LINEは業務改革の強力なパートナーとなるでしょう。

「名前が運命的だった」という出会いから始まった導入は、マーケティング部門からの評価を得て、グループチャット機能の活用など、さらなる展開が期待されています。